グラセコ(GlassEco)とは?〜コスモテクノロジーのミッション〜|ガラスコーティング、無機塗料のプランナー、東京杉並区「コスモテクノロジー」

GLASSECO LABO

グラセコ(GlassEco)とは?〜コスモテクノロジーのミッション〜

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2014年3月にオープンした本ブログ「グラセコラボ」ですが、
今回は「グラセコ」とは何かについてご説明します。

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有機物と無機物の違い

この世の中に存在する物質を大きく2つに分類すると「有機物」「無機物」に分けられます。

有機物と無機物の定義は、諸説ありますが、理科の教科書では、

・「有機物」は燃えて炭化するもの(燃焼して二酸化炭素が発生するもの、焦げるもの)

・「無機物」は有機物以外のもの、

と書かれていることが一般的です。

 

もう少しシンプルに考えると

・「有機物」は自然に還ろうするもの(有機野菜のイメージですね)

・「無機物」は自然に還らないもの(ガラスがその代表です)

と整理できます。

つまり無機物は劣化しにくく、長持ちするという特徴があると言えます。

この世の中には、無機物の方が向いているのに、未だ有機物が使われている場所が沢山存在します。
これは無機技術が未だ進化の過程にあり、これまで無機技術を使いたくても使えなかった部分があったからです。

しかし、20世紀後半の無機技術の著しい進歩により、様々な無機技術が実用化されるようになりました。あとは誰かがこの技術を世の中での認知度を上げ、必要とされている箇所に広めるだけです。

コスモテクノロジーのミッションとグラセコ

株式会社コスモテクノロジーはこのような時代背景に基づき、環境にやさしい無機技術を世の中に広めるために2000年に設立された会社です。

そしてその象徴となるべく生み出されたテクノロジーブランドがGlassEco(グラセコ)です。

無機技術で既に世の中に普及している代表的技術がGlass(ガラス)です。ガラスは経年劣化がほとんどありません。ガラスのコップは洗えば何回でも使えます。窓ガラスは何十年ももちますし火事でも燃えません。

この「Glass」の技術を使って世の中のいろんなものの劣化を防ぎ、長く使えるようにすることで「Eco」を実現する。これがGlassEco(グラセコ)のコンセプトです。

コスモテクノロジーは、グラセコのもつ可能性を最大化するために、有機と無機について科学し続けています。日々、私どもに寄せられる課題に対し、有機塗料が向いているか?無機塗料が向いているか?それとも有機と無機のハイブリッドにすることで課題が解決できるか?といった観点で、課題解決を図っています。

グラセコの得意分野

現時点でグラセコが最も得意としており、世の中のお役に立てているのは、塗料・ペンキ・コーティングの分野です。

社会インフラである建築構造物の表面にはペンキが塗られていますが、そのほとんどが石油由来の有機塗料です。有機のため、バクテリアが食べて腐食をし、紫外線による劣化がおき、日当たりの悪いところではコケやカビが生えやすく、10年〜12年程度で塗り替えをするのが一般的となっています。

グラセコの常温ガラスコーティング(HeatLessGlass=HLG)は、塗るだけで表面に無機(ガラス)の膜ができる技術です。建築構造物の表面にHLGを採用することで、バクテリアや紫外線などの劣化因子から守り、建築構造物の寿命を長くし、メンテナンスコストを低減することが可能となります。

これまで、高い長寿命化性能が求められる道路、鉄道、発電所、橋梁などの社会インフラ(土木分野)で採用が進み、その後、コストと意匠(見た目の良さ)が求められる一般住宅・商業施設・病院・介護施設・学校・オフィスビル(建築分野)での採用が進んできた経緯があります。

とはいえ、まだまだ認知度が低く、世の中で普及しきれていないグラセコの無機技術。

このグラセコラボでは、グラセコの無機技術がどんなところに使えるか。日々どんなニーズが寄せられ、応えようとしているのかを随時紹介していきますので、ご愛読いただけますと幸いです。

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