海洋工法
海生生物付着防止塗料「ガイアクリーン」
ガイアクリーンは、発電所の海生生物がつきやすい箇所や船底に塗るだけで、海生生物の付着を防止する無公害で持続性の高い塗料です。
素材(コンクリート・金属ほか)に合わせて下地処理をし、刷毛やローラー・スプレーで簡単に塗ることが可能です。
対象箇所
コンクリート面、金属面(SUS、アルミ、スチールほか)、FRPなどの貝付着面
<発電所向け標準仕様>火力発電所・原子力発電所の海水系統全般
取水路・放水路、バースクリーン(本体・バケット)、ユニットスクリーン、循環水ポンプ(CWP)、CWP室、CWP中間弁、導水管路(内面ゴムライニング管)、復水器、LNG気化設備(トラフ)ほか
船底・海洋設備向け仕様:船底・海洋構造物・設備の貝藻付着面全般
船(FRP・アルミ・ゴム/大型船・小型船・ヨット・ボート)、海洋ブイ、オイルフェンス、マリーナポンツーン、海上基地等の喫水線下部、フィルター、漁網ほか
対象生物
ムラサキイガイ、アカフジツボ、ミドリイガイ、多毛類、ゴカイ、ケヤリムシほか
自社検証試験結果(東京湾浸漬試験)
試験箇所:東京湾(横浜本牧ベイサイドエリア=国内で最も貝がつきやすいエリアの1つ)
試験片:左からスレート板ガイアクリーン(B+A)塗装あり、スレート板塗装なし、ステンレス板ガイアクリーン(B+A)塗装あり、ステンレス板塗装なし
ガイアクリーンの特長
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防貝防藻効果
ナノ処理無機系抗菌剤、加水分解、プライマー技術という3つの要素により、貝や藻などの海生生物の付着を長期に防止します。
・発電所向け標準仕様(ガイアクリーンB+A):付着防止効果4年以上
・海洋設備・船底向け標準仕様(ガイアクリーンBのみ):2年以上
※膜圧(塗り回数)を変えることにより保守・点検サイクルに合わせたカスタマイズが可能となります。
※厚塗りにより付着効果の長期化が可能となります。
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簡易施工
刷毛・ローラー・スプレー等で誰でも簡単に塗布することが可能です。
塗替え時には、塗膜を剥離する必要はなく、塗り増しが可能であるため、タッチアップ(簡易補修)が容易に行えます。
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安全性
TBTフリーのため海洋環境へ悪影響を与えません。
社団法人マリノフォーラム21(水産庁関連団体)養殖システム研究会との共同検証も実施し、その安全性を確認したうえで商品化しております。
<試験機関>
(財)日本塗料検査協会(東支部)
<試験規格>
日本水道協会規格JWWA Z 108
各種項目で定量限界以下。安全性を確認。
油分、pH、カドミウム、全シアン、鉛、六価クロム、ヒ素、総水銀、アルキル水銀、ベンゼン、亜鉛、有機物(TOC量)、トルエン、キシレン、銅、鉄、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、トリプチルスズ化合物、トリフェニルスズ化合物、フェノール類、ホルムアルデヒド。
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コスト削減
ガイアクリーンの使用により以下の項目について大幅なコスト削減が図れます。
・貝除去工事費用の削減
・危険作業(死貝から硫化水素ガス等が発生する)に伴う安全管理費用の削減
・(安全教育費・マスク等の資材費含む)
・産業廃棄物処理費の削減
・除去後貝の運搬費用の削減
・塗替時の塗料剥離工事費用の削減(従来のシリコンゴム系塗布箇所のみ)
発電所向け標準仕様の特徴
下地処理(貝除去・プライマー塗布)後に中塗りにガイアクリーンB(2〜3回塗り)と上塗りにガイアクリーンA(1〜2回塗り)を塗布することで4年以上の貝付着防止効果の実現が可能な仕様です。膜圧(塗り回数)を変えることで定期検査サイクルに合わせた仕様にカスタマイズが可能です。
詳細は問い合わせフォームより「塗布対象箇所と下地の素材」「対象面積」等をご記入のうえご相談下さい。
船底・海洋設備向け仕様の特徴
下地処理後(貝除去・プライマー塗布)後にガイアクリーンB(1〜2回塗り)により2年以上の貝付着防止効果の実現が可能な仕様です。
詳細は問い合わせフォームより「塗布対象箇所と下地の素材」「対象面積」等をご記入のうえご相談下さい。
コスト削減事例・想定
状況をお聞きし、試算させて頂きます。詳細はお問い合わせ下さい。
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メディア掲載実績
2014年1月発売 隠れた名企業54製造業編
2014年8月18日 化学工業日報
2014年10月16日 電気新聞 海洋設備メンテナンス特集
2014年12月19日 日経産業新聞
2015年2月号 戦略経営者
詳細はコスモテクノロジー メディア掲載実績ページをご覧下さい。
お問い合わせ、ブログ記事
発電所・海洋設備・船舶等における貝・藻の付着にお困りの方は問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせ下さい。
さらに詳しいガイアクリーンについての説明や効果は弊社のブログ記事「海洋設備の貝付着防止、船底塗料ならガイアクリーン|貝や藻の付着防止【効果長持ち】」をご覧ください。
参考資料:
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